家族で移住☆☆☆☆☆できるか?????

中国生活8年後移住。時間はかかると思いますが、家族皆でここドイツに住む日が来るよう奮闘中です。

中国の現地幼稚園、小学校にハーフ日本人が通う②

こんばんは、Mixです。

 

前回の中国の現地幼稚園、小学校にハーフ日本人が通う①、に続いて、中国の現地幼稚園、小学校にハーフ日本人が通う②です。

 

北京市郊外の出稼ぎ労働者の子供たち向けの私立幼稚園ですが、そのことを入園時にはよく知らなかったので入園を簡単に決められたという面はありますが、結果として子供を大事にしてくれるよい幼稚園でした。

 

中国では幼稚園と保育園の区別はなく、いわゆる「幼爾園」は、幼児教育と親不在の昼間の保育両方を目的としています。

 

なので保育時間は朝8時から、夏季は夕方5時半まで、冬季は5時までです。車や電動自転車、自転車あるいは徒歩で、親(お父さんも多いです)か祖父母、あるいはベビーシッター兼メイドさんが送迎をします。

 

退園時間が中途半端ななので、親が一般的な会社員である場合には実は迎えが難しいですね。我が家は夫が柔軟な勤務形態だったので大丈夫でしたが、父親も母親も9時―5時勤務で、ある程度通勤時間もかかるという場合には難しく、どちらの両親も遠方在住などで手を借りられない場合には、お金を払ってベビーシッター兼メイドさんを雇います。

 

ベビーシッター兼メイドさんは、うちも息子が1歳のころ、今から5年半ほど前に一日3時間ほど3,4か月ほどお願いしていましたね。

 

お名前は楊さんで、中国ではベビーシッターやメイドさんを「おばさん」を指す「阿姨(アイー」と呼ぶので、「楊阿姨(ヤンアイー)」と呼んでいました。中国南部の安徽省のご出身で、お子さんを育てた後北京に働きにいらっしゃっていて、うちは中国人と食事も違うので頼まなかったのですが、料理も得意だそうです。

 

初めはお互いによく知らないので、密室よりも他の人目があるところで過ごしてもらったほうが虐待などはできず、それでも叩くなどということがあった場合に他の人から報告してもらえるかと思ったからです。

 

室内でボールポール、トランポリン、アスレチックなどを楽しめる遊び場(2年ほど前に閉館してしまいました。。)や、楊阿姨が所属するベビーシッター&メイドエージェンシーの事務所によく連れて行ってくれましたね。それで一時間30元(一元17円で計算すると、約510円)でした。今は上がっているのではないでしょうか。

 

結果としてはよく面倒を見てくださって感謝しています。それから幼稚園に入る前に通う「托管班(託児所)」を見つけたため、そちらへ移りました。最後の日には「寂しくなるね、托管班まで見に行っちゃうかもしれないよ」なんて言ってくれて。

 

ベビーシッター&メイドエージェンシーが家から近かったので、それからも時々会いに行くつもりでいましたが、息子が託児所から幼稚園に入園してから会いに行ったところ、エージェンシーはなくなっていました。

 

今でも時々楊阿姨はどうしていらっしゃるんだろう?と思い出します。今であれば中国人はほとんど皆Wechatで繋がるので、頻繁に会わなくなった人の連絡先も持ち、投稿にコメントしあったり、何かあればメッセージをするという関係を作れますが、当時はまだWechatも一般的でなかったのでなかったので余計に。

 

中国の現地幼稚園、小学校にハーフ日本人が通う③に続きます