家族で移住☆☆☆☆☆できるか?????

中国生活8年後移住。時間はかかると思いますが、家族皆でここドイツに住む日が来るよう奮闘中です。

私のドイツ語学習歴

Volkshochschuleの週2回、1回1時間半のドイツ語クラスに通いはじめて丸1か月で会話力の向上を実感している私ですが、これまでのドイツ語学習歴を振り返ってみたいと思います。

 

私が初めてドイツ語を勉強したのは大学の1、2年次に第二外国語として、記憶に間違いなければ週に2コマずつでした。

 

ドイツ語を選んだ理由は1989-90年のベルリンの壁崩壊、東ドイツの崩壊、ドイツ統一のころからドイツに興味があったからで、ドイツ語を履修してから使おうとしなかった理由は統一後ドイツの景気が今一つで、移住して暮らすには仕事が見つかるとは思えず、日本やそれ以外の国でもなかなかドイツについての知識やドイツ語を使う機会に出会うことはなかったからです。

 

すっかり中国語脳になり、中国語を使う生活も7,8年となった2015年ー2016年に、当時先々についていろいろ思うこともあって「せめて履歴書にかける形で何か残したい」と思い、ドイツ語を大学で履修してから約20年たっていたにしてはある程度記憶が残っていたので、ゲーテインスティテュートのA2レベルの試験を受けることにしました。

 

独学で試験テクニックに頼りまくった結果合格しましたが、点数もいまいちで、実力も伴っていなかったのではと思います。

 

その後はB1 受験を決意し、周りにも表明しながらも他にやることが多すぎ、というよりもやることを多く作り過ぎたので実行できずに2年以上放置することになってしまいましたが、ドイツにやってきて1か月ちょっとした今年11月上旬、Volkeshochschuleで勉強をはじめて、現在に至ります。

 

ドイツに来るまではとにかくドイツ語を話す機会はなく、Volkeshochschuleのクラス分けテストの担当の先生にも、「あなたは知識はあってもドイツ語を使う練習をする機会がなかったようね」と言われなした。でも、1か月たった今では、単語や文法を多少なりとも知っていたからこそ言葉が口から出てくるようになったのだと思います。なので会話をする機会があまりなくても、ドイツに来る前に勉強しておくに越したことはないと思います。

 

大学時代は試験で合格点を取って進級すること、A2レベルの試験を受けた時には試験に合格することが目的でした。今何を目指しているかといえば「日常生活をドイツ語で送れるようになること」と、永住権申請に必要なB1レベルの試験に合格することですね。永住権は5年以上ドイツに滞在しないと申請できませんが、どうせなので来年9月末のビザ更新までに余裕をもってこの二つを達成できるように、と時間が許す限り勉強に励んでいます。

 

 

 

 

 

 

 

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市民学校Volkshochschuleは私に合っているようです①。

皆さまこんばんは!

だんだんクリスマスが近づいてきて、所々にあるキラキラのクリスマスマーケットに、ドイツに住む前にはさほど意識していなかったクリスマス、を強く意識するようになりました。

 

といっても、特別な用事があるというわけではなく、お客様や病院など休みに入ってしまうところも多いので「気を付けましょう」と警告されているような気分です。

 

クリスマスから年末年始にかけて折角なので一回くらいコンサート(クラッシック音楽に興味があります)にでも行きたいですね。

 

さて、今日はドイツ語の勉強と、私が通っているVolkshochschuleという学校についてです。Volkshochschuleは、月曜から金曜まで1日4時間ずつ授業のある移民、難民のための「統合コース」で有名ですが、週2回、1回1時間半の授業を4か月間60ユーロで受けられるコースも充実しています。授業回数は32回で、計算してみると1回2ユーロ以下、ととてもリーズナブルです。

18:00-、19:45-といった夜のクラスも多いので、働いている人も無理なく通えます。

この学校はドイツ語専門の学校でもなく、元々ドイツ人も通うカルチャースクールのような存在で、料理からスポーツ、ドイツ人が英語やほかの外国語を勉強するコースの中に外国人向けのドイツ語コースがある、という位置づけです。

 

カルチャースクール、低価格といったことなどから、私立の語学学校などと比べて授業の質が悪い、先生のレベルにばらつきがある、1クラスの人数が多い、やる気のない生徒も多いなどという評価も聞きますが、私はその人その人にとって「授業内容が合うかどうか」、「先生やそのやり方に合うかどうか」だと思います。私はA2-1クラスですが、通い始めて1か月で明らかに前と比べて話せるようになったという実感をしています(9月ー1月までのコースを11月から受講しているので、あと1か月でこのコースは終了です)。

 

これまでの授業に休まず出席しできるだけ発言する、宿題(私のクラスは毎回問題集2-3ページです)、新しく習った単語の復習をし、仕事や大学院、友人関係以外の場、実際には買い物や食事、病院、公共交通機関などではドイツ語を話すようにする、これだけを1か月間繰り返しました。

 

幼児のほうが流暢だろう、というような私と粘り強く話してくださったドイツの皆様にはとにかく感謝しかありません。

 

今ドイツにやってくる外国人の数は多く、私のクラスは1クラスの人数も20人以上と多いので一人一人にそれほど発言の機会があるわけではありませんが、先生は文法や使い方をしっかり教えてくれ、来た頃にはある程度読めて聞くことはできるけれど言葉が出てこない状態だったのが、話そうとした場合にある程度文章を組み立てて、口から出てくるようになりましたね。

 

私の今の生活の中でかなり重要な位置を占めるVolkshochschule、書きたいことはまだまだあるので、②へ続きます。

 

ドイツ大学院で勉強ー英語で授業を受けられる修士課程

こんにちは。

今は土曜日の夜。来週月曜の23:59までに経済学の課題を提出しなければいけないので、家にこもって勉強中です。

 

ドイツ語と格闘中!?ではなく、授業も試験もレポートも全部英語です。

 

ドイツ語についてはまた別に書きたいと思いますが、大学で勉強するには程遠いA2レベル、Volkshochschuleという語学学校に、大学院とは別に週2回、1回1時間半のコースに通って勉強してます。

 

ドイツに留学、といえば他のブログでも、C1レベルにに合格して、授業ではドイツ語で議論して、ドイツ語で試験を受ける、という記事を見かけることが多いですが、実は入学から卒業まで英語だけで受けられるコースも結構あります。卒業後ドイツで就職を目指す場合、このことがマイナスになるのかならないのかまだわかりませんが、元々英語圏での留学を希望していたけれど経済的事情で厳しそう、という場合などには、文句なくお勧めです。

 

今年10月より2セメスター目で、来年の春から修士論文を開始、何も問題がなければ9月に修了予定です。

 

課題や試験を大変だと思うことはありますが、入学の条件はそれほど厳しくありませんでした。ドイツ語のコースの場合、大学入学前にドイツで語学コースに通って、それでも語学試験で基準を満たせず断念するという人も多いのに比べればずっと優しいのでは。

求められたのは、

①英語の試験の点数(TOEFL87点以上など)。私はIELTSアカデミック6.5点を提出しました。

②学部の卒業証明書、成績表(大学院で専攻を希望する内容と、学部で勉強した内容が一致することが重要。成績に関しては、成績証明書を提出しましたが、それで断られることなく入学許可されたので、あれで大丈夫だったのか!という感じで)

③高校の卒業証明書、成績表

④履歴書

くらいで、その他は煩雑な手続き、書類集めもありましたが、大学側に問い合わせながら進めていけば問題ない内容でした。

 

授業も、教授も英語で話し、ドイツ人学生も母国語ではない英語で質問をする、という形なので言語の面では皆対等です。でも、「ドイツの大学のシステム」自体に慣れなくて戸惑うことはあります。

 

これからしばらくの予定は、月曜日の課題提出の次には、12月24日の23:59までに次の課題提出(法律系、クリスマスを楽しみたければ課題を早く終わらせましょう、ということデス)、1月5日に20ページほどのレポート提出、1月中に経済学の試験です。

 

論文についても徐々に考えなけばなりませんが、まずはここまで乗り切りたいですね。

 

ではまた!

 

 

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自己紹介!

初めまして!

 

中国現地就職8年半(そのうちフリーランス3年ほど)、を経て、今はドイツ在住のMixです。

 

2010年から2018年までの北京は激動でした。「外観だけは先進国並みでもまだまだ田舎の雰囲気の残る巨大都市」から、驚くような速さで「文字通りスマホ一台で何でもできる。でも当局にすべて個人情報を管理される」都市へと変化しました。

 

その中で、狙ったわけでもないのに中国現地企業ばかり三社に勤務、育児もし、現地幼稚園、小学校も体験しました。

居住地が中心部から1時間ほど離れていたこともあり、プライベートな交友関係はほとんど地元の「多国籍マンション」の住人でした。

 

北京にやってくるまでに中国語は勉強していましたが、それまで使っていたのがシンガポール、台湾、福建省などの中国語であったため、(標準語に近いはずの北京で)初めはほとんど聞き取りができず。。。

 

大気汚染に悩まされつつ、「ありえない」経験も数多く、でも今振り返れば、中国社会の在り方、中国人の考え方などに対して自分なりの理解もし、今では中国関係の記事の執筆を頼まれたり、ドイツ人に中国語も教えています。

 

そしてドイツですが、昨日ようやく居住許可のカードをいただきました。まだまだどうなるかわからない点も多いですが、大学院の英語で学ぶコース、ドイツ語学習(2年前に独学でA2レベルに合格しましたが、忘却と、練習不足による会話の弱さのため、今も語学学校で週二回、A2クラスで勉強しています)などについてリアルタイムで書いていければいいな、と思っています。

 

「去ってしまった今だから客観的に見られる」中国現地就職、生活、育児情報、そして中国語学習、そして現在進行形の、まだまだ日々新しいことに感動しているドイツについて、なにか皆様の参考になる情報をシェアできればと思います。

 

よろしくお願いします!