家族で移住☆☆☆☆☆できるか?????

中国生活8年後移住。時間はかかると思いますが、家族皆でここドイツに住む日が来るよう奮闘中です。

2010年~2018年の中国現地就職

こんにちは、ドイツでの生活が充実してる&予定を詰め込み過ぎていてなかなか昔を振り返る時間がないMixです。

 

昔といっても、私が振り返りたいのは2010年5月から2018年9月に及んだ中国、北京生活です。今日本人であることや日本語ができることよりも、中国語や中国の現状、中国人の考え方がわかることでいろいろな機会につながっているようです。

 

私は決して簡単に中国本土に適応できたわけでなく、8年半ずっとストレスフルでした。家族と一緒にいるためという以外どうして自分が中国にいるのか理由が見つからず、中国現地企業で就業経験があると将来どんなメリットがあるのか方向性が見えれば、といつも思っていました。

 

私は2010-2012年、2015年―2018年に中国企業3社で働きました。特に中国企業を希望していたわけではなく、就職エージェントやウェブサイトを使って就職活動したところ、たまたま採用されたのが中国企業だったのです。

 

その時に使用したウェブサイト

 

カモメ中国転職+アジア

https://kamome.cn/

 

インテリジェンス中国(英創人材)

http://www.yingchuang.com/jp/

現在北京オフィスなし

 

その他に2社ほどお世話になりましたが、現在北京オフィスはありません。

 

2010年の時点では、求人は今よりも多かったと思います。また、中国のGDPが日本を超えたのも2010年で、徐々に「中国人よりも給料はよく、物価は安い」といううまみはなくなっていきました。

いろいろなデータによると、日本人の中国就職者数は2000年代に増加し、2010年から2012年を境に減少に転じています。2012年の尖閣諸島問題、2013年の「大気汚染指数」導入で悪いイメージも先行するようになりました。

 

2015-2017年になると、中国の大都市の物価は明らかに高く、それに伴う人件費の上昇。また政治情勢によって左右される「チャイナ・リスク」を避けるため、多くの日系企業が中国から東南アジア各国に拠点を移したことから、求人は減っていました。

 

給料水準は私の体感では2010年と変わらず、ある程度「月給〇〇元もらえるのであれば貯金ができる、急な一時帰国に対応できる、などという計算をしたうえで、それを超えるオファーがあれば転職する、という基準を持ったほうが安全な時代が来たのでは、と思います。

 

中国での就職を勧めるかどうかといわれれば、「相手による」と思います。短期間滞在してみて、ストレスよりも楽しみが大きいようであれば、だと思います。北京ピンポイントでの就活などは勧めません。やはり上海や、場合によっては深センや広州よりも選択肢は少なく、一部の業種を除いては、これまでの職歴を継続することは相当難しいかと思います。

 

また別に書きますが、数年働いて経験を積んでから、中国人と結婚する場合以外には、帰国か、別の国で再就職ということになるのを前提に、ある程度再出発が想像できそうであれば行ってみるのもいいのでは、という感じです。

 

ただ、もし私が職種の選択肢がもっとある上海などに滞在していたら、もっと楽観的だった可能性はあると思います。

 

中国現地就職(日系、外資系も含めて)については、これからもいろいろ書いていきたいです。

 

ではまた!

 

 

 

 

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