母国語+2言語以上習得するのは損か得か?
こんばんは、Mixです。
今日やっと店も開き始めました。図書館に行ったのですが、すごく混んでましたね。学生さんや移民など三連休中私のように居場所難民だったか、それは考え過ぎとしても家にいることにつかれたのかな??と思わせる光景でした。
さて、ドイツ語の学校の年内の授業が終わって約10日がたちました。それからドイツ語を町の中で話したり、リスニング用のアプリを聞いたりしていますが、単語を覚えたり文章を覚えたりといった勉強は10日ぶりでした。
といっても今日も勉強したのは数分、忘れないようにこれからは毎日少しずつ、と思っています。
久しぶりにノートを見返したら、新出単語はかなり忘れていますね(汗)。。でも会話は多少なりとも機会があるからか衰えた感じはなく、むしろ場数を踏んでいるので安心感は増しています。
それでいいのかといわれれば???今が「初級」を抜け出して、ドイツ語を使って人とまともにコミュニケーションができるようになるかギリギリのラインにいるかと思われ、この状態は抜けだしたほうが自分も楽になるし、ドイツ社会でチャンスも増えるし。。反省します。
ただ、こういう匙加減がわかるのは、これまで英語と中国語(プラスブルガリア語)でこの段階を通り抜けて言葉をつかえる便利さと楽しさをわかっているので、先が見えないような感覚になってもその先にある状態を想像できるからだと思います。
これまでいろいろな場面で「マルチリンガルはいいよね~」なんて言われた一方、「外国語はどれか一つに集中しなさい。そうしないとどれも中途半端になっちゃうから」とも言われてきました。
それから曲がりなりにも「多国語使い」として10年ほど経過し、今感じているメリットとデメリットについて書いてみようと思います。
母国語+2言語以上習得するメリット
- 言葉を使うメリット
これは私の場合世界で通じる英語、ビジネスチャンスはあり、あまり英語が得意でない国民が多い中国語、家族、親戚関係を広げられるブルガリア語、経済的にも心も豊かな生活に触れられるドイツ語とメリットは明らかに大きかったですね。
- 勉強のストレス回避
これは私の性格による部分もあるかと思いますが、一つに集中して、それが完璧に程遠いことを思い知れば辛くなり、いろいろ違うものに手を出しているほうが気分転換になり、楽でした。
- 皆の母国語で話せばこそ触れられる世界がある
中国人でもブルガリア人でもドイツ人でも英語を話す人は多く、それだけでやっていけないわけではないのですが、やっぱり相手の「その言葉だからこそ表現できること」に触れることで、深い関係ができたと思います。
逆にデメリットとしては、
- 一つに裂ける時間は有限
「IELTS8.0点」とか、正式なビジネスの場で「同時通訳可能」というレベルに達するまで勉強するのはなかなか難しいかもしれません。でも、どれか一つをそのレベルにその他を中級の上程度に、であればできる人も多く、一番得な形でしょう。
- その言語を使う環境がなければ無駄になりかねない
「その言語を使う国に住んでいる」、「仕事で使う」、「親がその言語のネイティブで親戚も住んでいる」などであればよいのですが、例えばA国に駐在となってA語を学んだけれど、数年後にB語が公用語のBに赴任、A国には連絡を取り合う現地人もいなくなってしまった、という場合、使う機会がないまま忘れてしまうかもしれません。
結局はその人その人が置かれた環境次第、言語の勉強が好きかどうかによるのではないでしょうか?
ではまた!